この記事では【信長の野望 出陣】の戦法効果の一つである【戦法速度上昇】について解説いたします。
戦法速度上昇とは
【信長の野望 出陣】では戦法によって様々な効果を部隊に付与することが出来ます。
【戦法速度上昇】は付与効果の一つです。
【信長の野望 出陣】では各武将が1つの戦法を有していますが、戦法を発動させるためには戦法ゲージを貯める必要があります。
戦法毎に戦法ゲージを貯めるのに要する時間が異なります。
戦法速度上昇は戦法ゲージが貯まる速度を速めることで戦法発動までの時間を短縮することが出来ます。
戦法速度上昇の効果
考え方
各戦法には戦法発動間隔が設定されています。
仮に戦法発動間隔が10秒であれば戦法ゲージを10秒間貯めることで戦法を発動することが出来ます。
戦法速度上昇は戦法ゲージが貯まる速度が上昇する特性なので、仮に10%上昇であれば通常の1.1倍の速度で戦法ゲージが貯まることになります。
つまり戦法速度上昇100%であれば、通常の2倍の速さで戦法ゲージが貯まることになり、通常の半分の時間で戦法ゲージが貯まります。
効果の上限
戦法速度上昇の効果は重ね掛けが出来ます。
重ね掛けをすることでより早く戦法ゲージを貯める事が出来ます。
ただし1部隊につき100%が上限だと考えられます。
戦法速度上昇100%というのは発動までの時間が半分になるという事です。
30秒の戦法であれば15秒で、10秒の戦法であれば5秒で戦法ゲージが貯まるようになります。
戦法速度上昇の効果に上限があることはゲーム内のヘルプに明記されています。
しかし上限がいくつなのかについては明記されていません。
そのためプレイヤーの間で検証が行われていました。
私の行った検証では戦法発動速度を165%上昇させた状態で行いました。
堀秀政の戦法発動速度は22秒なので戦法速度が165%上昇した状態であれば8.3秒で戦法ゲージが貯まる計算です。
しかし検証の結果11秒程度かかることがわかりました。
このため、100%が上限(22秒->11秒)だと考えられます。
このことから戦法速度上昇の効果を100%より大きくさせることにはメリットがあまりないので、戦法速度上昇の効果をむやみに上げるよりもその付与時間を上げるほうが有用な場合もあります。
戦法速度上昇の効果量と効果時間のバランスが重要になります。
戦法速度上昇を持つSSR武将
2024年10月時点で戦法速度上昇の戦法効果を持つSSR武将は10人います。
武将名 | 兵種 | 戦法発動間隔 【秒】 | 範囲 | 効果量 【%】 | 効果時間 【秒】 |
【湖月光滲】 ねね | 足軽 | 25 | 味方1部隊中心 大範囲 | 15 | 12 |
【禄寿応穏】 北条氏政 | 足軽 | 23 | 自部隊中心 中範囲 | 25 | 15 |
【三州総大将】 島津義久 | 鉄砲 | 23 | 自部隊中心 中範囲 | 30 | 14 |
【上州の黄斑】 長野業正 | 足軽 | 25 | 自部隊中心 中範囲 | 22 | 12 |
【一木難支】 瀬名姫 | 騎馬 | 26 | 自部隊中心 大範囲 | 25 | 15 |
【車懸かり】 上杉謙信 | 足軽 | 25 | 自部隊中心 大範囲 | 60 | 10 |
【名人久太郎】 堀秀政 | 鉄砲 | 22 | 自部隊 | 50 | 11 |
【土佐の魁傑】 長宗我部国親 | 騎馬 | 20 | 味方1部隊中心 中範囲 | 20 | 15 |
【北天の斗星】 安東愛季 | 弓 | 22 | 自部隊中心 小範囲 | 35 | 12 |
【関ヶ原の驍勇】 本多忠勝 | 足軽 | 22 | 自部隊 | 20 | 12 |
その内の5人が足軽兵種です。
逆に弓兵種は1人しかいません。
【湖月光滲】ねね
効果量は多くは無いですが、発動範囲が広く効果時間もそこそこあります。
東北地方・織田家・足軽兵種と編成ボーナスが非常に発動させやすい武将なので、配下戦法として発動させやすいのが特徴です。
戦法効果には兵数回復もあるので、共闘イベントでは特に重宝します。
【禄寿応穏】北条氏政
範囲、効果量、効果時間のどれをとっても平均より上で扱いやすい戦法です。
氏政自身は大将向きではないため、他の北条家武将の配下として運用するのがおススメです。
特に【相模の獅子】北条氏康は戦法連携率と配下戦法の効果を高める事が出来るため、所持している場合は非常におススメです。
所持していない場合は【獅子奮迅】北条氏康の配下としても良いです。
どちらの氏康の配下であっても有用に働くことが出来ます。
【三州総大将】島津義久
戦法発動速度上昇を持つ武将の中で、私が最も起用する機会の多い武将です。
特に共闘イベントでは常に起用していると言っても過言では無いです。
効果範囲、効果量、効果時間のいずれの面でも優れています。
特に鉄砲兵種かつ自部隊中心中範囲という事で共闘イベントでは味方部隊にバフをかけやすいです。
戦法の効果には攻撃上昇も含まれているため戦法速度上昇の効果も相まって、非常にDPSを上げやすい武将です。
【上州の黄斑】長野業正
【被ダメージ軽減・大将】と【与ダメージ増加・大将】を併せ持つ稀有な武将です。
戦法速度上昇だけでなく、【知略攻撃】と【兵法上昇】の効果を有した戦法のため、自分でバフをかけながら戦法を撃つことが出来る非常に便利な武将です。
効果量と効果時間がそこまで大きくないため、1人だとそこまで大きなDPSが出ませんが、他の戦法速度上昇効果を持つ武将と併用することで、1発目の戦法効果が残っている状態で2発目が撃てるようになれば非常に高い火力をだせるため共闘イベントでは重宝します。
【一木難支】瀬名姫
被ダメージ軽減特化部隊でも重宝する瀬名姫ですが、戦法速度上昇の面からも有用な武将です。
効果範囲が大範囲と広い上に効果時間も15秒と長いです。
自身の能力値がそれほど高くないですが、大将に起用して配下を徳川家で固めて配下戦法の連携率を高めるというのも共闘イベントでは有用な編成です。
徳川家には攻撃上昇の戦法効果を持つ武将が多く、上手く連携することで武勇が低い瀬名姫でも高いDPSを出すことが出来ます。
【車懸かり】上杉謙信
現時点で最大の戦法速度上昇の効果量を誇る武将です。
恒常入手の機会が無いので、入手・覚醒が困難な武将です。
一人でも持っていれば湯治場で友好度を集められるので気長に育てましょう。
効果量だけでなく戦法範囲も大範囲と広いため非常に強力です。
欠点として効果時間はもっとも短いため、強化延長特性を持つ武将と組ませて延長させても良いです。
【名人久太郎】堀秀政
効果範囲は自部隊だけですが効果量は非常に大きい武将です。
長野業正と同じく、【知略攻撃】と【兵法上昇】の効果を併せ持つ戦法の使い手です。
他の戦法速度上昇効果を持つ武将と併用して、戦法を乱射できるようにしましょう。
固有特性の【高材疾足】は共闘イベントだと常時発動する強特性です。
共闘イベントは敵総大将が登場している時もしていない時も常に5部隊入るとしてカウントされています。敵が5部隊残っていることが条件の特性などで常時効果が発動します。
戦法の効果と相まって非常に高いDPSを叩き出せるので知略攻撃に弱い敵総大将の共闘イベントでは重宝します。
【土佐の魁傑】長宗我部国親
戦法速度上昇は早く効果を発揮させればさせるほど恩恵が大きいです。
国親は現状戦法発動間隔が最も短い戦法速度上昇戦法の使い手です。
効果量はそれほど大きくありませんが、効果時間や範囲は優秀な武将です。
固有特性として25秒後に自部隊の兵法が大きく上昇する【鉄心石腸】を有しており、非常に共闘イベント向きの武将です。
24年の8月に新登場したばかりなので、まだ恒常入手の機会がありませんが、入手可能になったら集めてみては如何でしょうか?
私自身も覚醒を進めるために特別登用札を備蓄中です。
【北天の斗星】安東愛季
1周年で追加されたシン・ご当地武将の1人である安東愛季は現状唯一の弓兵種での戦法速度上昇戦法の使い手です。
効果範囲が自部隊中心小範囲であるため、通常の戦闘では中々他の味方部隊に付与することは難しいですが、【伊達者】伊達政宗や伊達家鉄砲部隊には無理なく付与できます。
元々戦法発動までの時間が短い伊達家武将に上手く付与することで戦闘中に2発目を撃つことが可能となる可能性が産まれます。
【関ヶ原の驍勇】本多忠勝
与ダメージ増加特性を4種類と攻撃上昇特性を1種持つ火力特化の【関ヶ原の驍勇】本多忠勝。
戦法効果は【武勇攻撃】と【戦法速度上昇】です。
範囲は自部隊のみですが、元々火力の高い忠勝隊のDPSが上がることの恩恵は非常に大きいです。
徳川家には攻撃上昇の戦法効果を持つ武将が多く、上手く連携することで武勇が低い瀬名姫でも高いDPSを出すことが出来ます。
共闘イベントでは徳川家武将で固めた部隊を編制して運用することが有用な場合も多いです。
最後に
『信長の野望 出陣』では戦法が非常に重要な要素となっています。
戦闘が長期化する共闘イベントでは重宝する戦法効果ですが、それ以外の合戦では各武将が1回ずつ戦法を撃ち終わる頃には勝負の決着がつく場合が多く、一見するとあまり恩恵の無い効果に思えます。
ただし、戦法速度を1%でも上昇させることで相手よりも早く戦法を撃つことが出来る場合も多いです。
相手の攻撃戦法より早く強化戦法を撃つことでダメージを減らしたり、その逆で相手が強化戦法を撃つ前に攻撃戦法を撃つことで部隊を壊滅させることができたりと相手より早く戦法を撃つ意味は大きいです。
上手く運用することで有利に戦闘を進める事が出来るので、編成検討の際にご一考ください。
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