『信長の野望 出陣』には23年10月時点で220名の武将が登録されています。
各武将には所属する地方が設定されています。
地方が同じ武将同士を同じ軍団に編成すると編成効果で軍団が強化されます。
今回は、地方ごとの武将の傾向を分析し、各地方の特徴について解説いたします。
*織田信長のように1人の人物が複数の武将として登録されている場合は、それぞれ集計対象としてカウントしています。
武将数比較
まずは、各地方の武将の総数とレアリティについて比較いたします。
『信長の野望 出陣』では四段階のレアリティが存在します(SSR,SR,R,N)。
最上位ランクであるSSRの武将が多い地方は選択肢の幅が広く扱いやすい地方と言えます。
武将の総数では東海地方が一位になりました。
サービス開始からずっと一位を独走しています。
シリーズの主役である織田家はもちろん、列伝イベントで登場している今川家の武将がサービス開始から多く登録されていることが寄与して圧倒的一位でした。
武将総数だけでなくSSRの武将数も常に一位です。
攻城戦や共闘イベントでも織田家のSSR武将が続々と追加されており、このまま一位をキープしていきそうです。
武将総数で2位となったのは関東地方と近畿地方です。
両地方ともサービス開始から数に変化はありません。
このまま追加されないと他の地方に抜かされてしまうかもしれません。
今後のアップデートに期待したいです。
武将総数3位になったのは中国地方です。
中国地方は黒田官兵衛と宇喜多直家が追加されたことで3位に浮上しました。
甲信地方は武将総数では4位でしたが、SSR武将数では2位でした。
イベントで真田父子や山県昌景が追加されたことでSSRの数が増えました。
SSR比率比較
次は総数ではなく、SSR武将の比率を比較します。
一位は甲信地方です。
サービス開始から常に一位の精鋭地方です。
武将総数は21名ですが、SSR武将比率は驚異の47.62%。
ほぼ2人に1人がSSRの地方です。
武田信玄がサービス開始直後から登録されてたことに加えて、そのあとのイベントで真田父子が追加されて更に精強な地方となりました。
武田勝頼や山本勘助といった武将の登場も控えており、まだまだ伸び代がありそうです。
二位は東海地方です。SSR比率は33.3%でした。
数だけでなく質も兼ね備わった地方です。
さすがは主役である信長のお膝元です。
三位は中国地方です。SSR比率は30.4%でした。
黒田官兵衛や宇喜多直家が追加されたことで九州・沖縄地方を抜いて3位に躍り出ました。
吉川元春と小早川隆景の両川が追加されれば更に精強になりそうです。
*個人的な予想では両川の追加はそう遠くないと予想しています。
兵種比較
次は兵種の比率比較です。
兵種に関しては色濃く地方の特徴が出ています。
足軽に関しては関東が一位でした。
50%以上が足軽です。
北条家や徳川家の武将の多くが足軽兵種であることが大きな要因です。
弓に関しては中国が一位でした。
47.83%の兵種が弓です。
こちらは三本の矢でおなじみの毛利家の多くが弓兵種であることが大きな要因です。
騎馬に関しては甲信地方が圧倒的一位です。
57.1%と多数の武将の兵種が騎馬となっています。
もちろん武田騎馬隊に依るところが大きいです。
鉄砲に関しては九州・沖縄地方が一位です。
52.94%が鉄砲兵種でした。
島津家はもとより大友家や龍造寺家といった他の勢力も鉄砲兵種が多い地方です。
北陸と甲信に関しては鉄砲兵種が0という極めて偏った結果となりました。
その分、主力兵種である騎馬の比率が高いため、同一兵種を集めやすい地方と言えます。
東海地方はSSRを含めて兵種が分散されているため、軍団編成のアレンジがしやすい地方と言えます。
【百歌連韻】明智光秀や佐々成正といった足軽SSRが追加されたことで更に選択肢の幅が広がりました。
能力値比較
最後に地方毎の能力値の平均を比較します。
地方 | 合計値 | 統率 | 武勇 | 知略 | 政治 |
北海道・東北 | 279.76 | 72.05 | 66.43 | 71.71 | 69.57 |
関東 | 275.86 | 69.54 | 68.04 | 71.86 | 66.43 |
北陸 | 275.55 | 71.05 | 72.14 | 70.86 | 61.50 |
甲信 | 297.52 | 78.10 | 77.38 | 78.14 | 63.90 |
東海 | 278.93 | 70.31 | 70.38 | 71.67 | 66.58 |
近畿 | 269.07 | 67.18 | 62.61 | 70.32 | 68.96 |
中国 | 280.35 | 71.43 | 69.35 | 72.26 | 67.30 |
四国 | 265.73 | 70.07 | 73.20 | 64.60 | 57.87 |
九州・沖縄 | 273.71 | 71.00 | 73.82 | 70.29 | 58.59 |
甲信地方が圧倒的です。
サービス開始から常に一位です。
戦国最強武田騎馬隊の底上げにより、統率・武勇・知略でNo.1となりました。
真田父子や山県昌景が追加されたことで更に盤石となりました。
次点が中国地方です。
北海道・東北地方を抜いて、2位に浮上しました。
黒田官兵衛、宇喜多直家といった知略は元より他の能力もそつなく高い両名が追加されたことで向上しました。
下位に沈んだ四国、近畿はそもそも武将が追加されておらず能力値に変化なしです。
今後のアップデートに期待しましょう。
まとめ
サービスが開始されてまだ月日は経っていないですが、地方毎の特徴はハッキリしているように思えます。
現時点だと東海地方と甲信地方が強いように感じます。
東海地方は全兵種のSSRがいるため、軍団の選択肢の幅が広く、編成がしやすいです。
特信地方は真田父子が追加されたことで騎馬だけでなく足軽軍団の編成もしやすくなり、選択肢の幅が広がりました。
他の地方だと未だSSR武将の兵種が偏っているため、誰が編成しても似たような編成になりがちです。
プレイヤー毎に工夫を凝らした編成が出来るようになるには未だ時間がかかりそうです。
今後アップデートが進むにつれて多くの武将が登録されてくると思うので、その度に本記事もアップデートしていく予定です。
地方ではなく勢力で比較したランキングもあるので、よろしければそちらもご参照ください。
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