『信長の野望 出陣』にはVer1.03時点で200名の武将が登録されています。
*9月14日に黒田官兵衛、宇喜多直家が追加。
*9月28日に真田昌幸、真田信幸、井伊直政が追加。
*10月12日に明智光秀、佐々成正、山県昌景が追加。
各武将には、それぞれ所属する勢力が設定されています。
各プレイヤーがいずれかの勢力に所属して競い合う『勢力戦』という期間限定イベントもあります。
『勢力戦』に関しては別記事にまとめているので、よろしければ参考にしてください。
所属勢力が同じ武将同士を同じ軍団に編成すると編成効果で軍団が強化されます。
今回は、勢力ごとの武将の傾向を分析し、各勢力の特徴について解説いたします。
今回の調査では、武将数が5人未満の勢力は比較対象外としています。
*大将、副将、与力を同一軍団で構成しようとすると最低5人必要なため。
松平元康のように同一人物が複数の勢力に登録されている場合は、それぞれ別々の集計対象としてカウントしています。
*徳川家:【江戸城】徳川家康、今川家:松平元康
織田信長のように同一人物が同じ勢力(織田家)で複数存在する場合も、それぞれ別の集計対象としてカウントしています。
*【安土城】織田信長、【第六天魔王】織田信長、【野望の幕開け】織田信長
武将総数比較
まずは、各勢力の武将の総数について比較いたします。
武将の総数では織田家が一位になりました。
さすがはゲームの主役である織田信長が所属する勢力です。
二位と三位の合計数よりも多い、断トツの一位です。
他家の追随を許さず、ゲームのサービス開始から常に一位を独走しています。
SSR武将の数も織田家が第一位でした。
足軽、弓、騎馬、鉄砲のそれぞれの兵種にSSRが存在し、多様な軍団編成が可能です。
二位は武田家と上杉家です。
Ver1.03で山県昌景が追加されたことで、川中島の両雄が並び立つことになりました。
武勇最高値を誇る上杉謙信、統率最高値を誇る武田信玄を含め騎馬兵種のSSR武将が多く所属しています。武勇に優れた武将が多いため、軍団編成だけでなく練兵所担当武将としても有用な武将が多いです。
SSR比率比較
次は総数ではなく、SSR武将の比率を比較します。
『信長の野望 出陣』では四段階のレアリティ(SSR,SR,R,N)が存在します。
SSR武将は威名が高く、戦法も固有戦法のため合戦において非常に重宝します。
サービス開始時はランク圏外だった真田家が、Ver1.02で真田父子が追加されたことで一位になっています。
SSR比率は驚異の60%を誇ります。
真田昌幸、信幸、幸村の真田一族が登場しています。
幸村は名城武将ではない通常のSSRとしても登場するでしょうから更に精強となる余地を残しています。
二位は今川家です。
SSR比率が55.56%とこちらも5割越えです。
二人に一人はSSRという名家の面目躍如といった所です。
今川義元、大原雪斎、井伊直虎、松平元康といったSSRが登場しています。
そしてSSR全員が弓兵種です。
海道一の弓取りの名は伊達では無いです。
同一勢力、同一兵種、同一地方での編成ボーナスが狙いやすい勢力です。
三位はそんな今川家に苦汁を舐めさせられていた家康率いる徳川家です。
SSR比率は45.45%でした。
名城武将3人(徳川家康、福島正則、真田信之)に加えて、東国無双の本多忠勝や徳川四天王最年少の井伊直政が登場しています。
兵種比率比較
勢力毎の特徴が色濃く出るのが兵種の比率です。
足軽兵種の比率一位は尼子家です。
貴重な混乱付与戦法持ちの尼子経久や強者討伐に便利な与ダメージ増加系特性を2つ所有している尼子国久が所属している勢力です。
弓兵種しかいないという際立った兵種構成なのが、毛利家と浅井家です。
同一勢力、同一兵種、同一地方での編成ボーナスが非常に狙いやすい勢力です。
騎馬兵種比率一位は戦国最強の騎馬隊と称された武田家です。
ライバルである上杉家や東北の雄である南部家が2位にランクインしています。
鉄砲兵種比率一位は島津家です。
島津四兄弟の内3人が登場しておりいずれも鉄砲兵種です。
まだ未登場の家久や彼らの父である貴久も鉄砲兵種で登場するでしょうから、一族だけで鉄砲隊を編成できそうです。
能力値比較
レアリティがSSRでも能力値が高くない武将や、
逆にレアリティがSRやRでも能力値が高い武将が存在します。
そこで勢力毎の能力値の平均を比較します。
勢力 | 合計 | 統率 | 武勇 | 知略 | 政治 |
真田家 | 310.40 | 79.60 | 80.00 | 82.40 | 68.40 |
長宗我部家 | 304.13 | 79.38 | 81.63 | 74.88 | 68.25 |
徳川家 | 295.80 | 77.80 | 73.40 | 78.00 | 66.60 |
今川家 | 291.78 | 76.33 | 66.78 | 74.22 | 74.44 |
伊達家 | 291.22 | 73.00 | 69.67 | 75.11 | 73.44 |
毛利家 | 286.11 | 68.78 | 66.89 | 76.00 | 74.44 |
北条家 | 285.92 | 70.62 | 69.08 | 74.54 | 71.69 |
武田家 | 283.86 | 75.21 | 75.50 | 75.00 | 58.14 |
島津家 | 281.75 | 70.50 | 74.25 | 73.25 | 63.75 |
上杉家 | 278.07 | 74.53 | 75.80 | 69.33 | 58.40 |
織田家 | 277.67 | 69.50 | 68.60 | 69.73 | 69.83 |
南部家 | 274.20 | 76.80 | 70.20 | 65.60 | 61.60 |
斎藤家 | 271.71 | 66.57 | 73.14 | 73.29 | 58.71 |
豊臣家 | 266.36 | 63.09 | 63.82 | 68.55 | 70.91 |
大友家 | 263.00 | 68.20 | 69.40 | 68.20 | 57.20 |
浅井家 | 244.60 | 65.00 | 52.80 | 63.60 | 63.20 |
尼子家 | 243.60 | 64.80 | 62.20 | 61.40 | 55.20 |
三好家 | 234.20 | 60.40 | 61.80 | 61.80 | 50.20 |
SSR比率で一位だった真田家が能力値平均でも一位になりました。
真田一族の能力が軒並み優秀であったことが大きな要因です。
特に知略に関しては平均が82.4と極めて高水準です。
知略は遠征の時間短縮率に寄与するので、甲信地方で遠征する際は彼らに担当させるのがおススメです。
二位は長宗我部家です。
真田家には及びませんでしたが長宗我部家一門も軒並み優秀です。
加えて勢力の武将が全て一門であるため、特殊編成効果が発動しやすく扱いやすい勢力といえます。
四国の名家である三好家は三好三人衆は登場していますが、三好長慶や松永久秀が未登場であり、SSR武将が一人もいないということもあり最下位に沈んでしまいました。
今後のアップデートに期待しましょう。
織田家、上杉家、武田家は優秀な武将は全ての能力値が高いですが、能力値の一部が低い武将もそれなりに登場しているため、平均値だと上位に食い込めませんでした。
まとめ
アップデートの度に武将が追加されていることで、順位に変化が生じています。
今はそれほど目立っていない勢力も今後のアップデートで大幅に強化される可能性があります。
現状、主役である織田家の優遇っぷりが際立っており、数でも質でも近畿の浅井家や豊臣家が目立っていませんが、浅井長政や賤ケ岳七本槍といった面々が加わるとランキングが大きく変わってくると思います。
今後もゲームのアップデートが繰り返される度に記事を更新していきたいと思います。
勢力ではなく地方で比較したランキングもあるので、よろしければそちらもご参照ください。
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