この記事では【信長の野望 出陣】の編成ボーナスの一つである【名将ボーナス】について解説いたします。
名将ボーナスとは
【信長の野望 出陣】では5人の武将で1つの部隊を構成します。
この部隊の武将の能力や組み合わせによって編成ボーナスが発動し部隊の能力が向上します。
【名将ボーナス】は24年の9月のアップデートで追加された編成ボーナスです。
【名将ボーナス:統・武・知】と【名将ボーナス:統・武】の2種類があります。
名将ボーナス:統・武・知
効果
部隊の統率・武勇・知略の全てが一定値以上である場合、対象の部隊の兵数が上昇します。
効果量は最大50%です。
威名にボーナスが付与される群雄リーグの場合は特に恩恵が大きくなります。
必要な能力値
名将ボーナスと銘打たれた編成効果だけあって、発動させる条件は中々厳しいです。
部隊の能力値は大将の能力と配下武将の能力によって決定されますが、大将の能力でほぼ決定されるといえます。
能力値は技術や装備で上昇させることが出来ます。
技術では各々の能力値を最大で+3上昇させられます。
装備では武勇は最大で+15、統率と知略は最大+12上昇させられます。
現状、上記以外の方法で能力値を上昇させられる方法はありません。
そのため、名将ボーナスは発動可能な武将と不可能な武将が存在します。
大将の各能力値が88の場合、統率、武勇、知略のそれぞれが112ある配下を加えることで部隊の能力値がそれぞれ100を超えるため名将ボーナスが発動できます。
技術での上昇幅を考慮すると大将の各能力値が82あれば理論上発動可能ですが、配下武将に信玄、謙信、元就が必須となり、部隊として機能させることがとても困難です。
基礎能力値で平均が88を超えるような武将が大将の場合のみ、可能な時に狙うといった温度感で良いと思います。
勢力一致や兵種一致でも兵数上昇の効果はあるので無理して狙って、部隊のバランスが崩れないようにしましょう。
名将ボーナスが狙いやすい武将
3値合計285以上
信長の野望 出陣に登場する数多の武将の中で統率・武勇・知略の合計が285を超える唯一無二の武将。
それが戦国最強と謳われた騎馬軍団を率いた武田信玄です。
統率は素の状態で100であり、知略も96あります。
唯一の80台である武勇を技術と装備で補えば名将ボーナスを容易に発動させられます。
各技術を開発した状態でSSR国綱を信玄に持たせれば統率と武勇は105を超えます。
知略に関しては山本勘助などの高知略武将に装備を持たせた状態で配下にすれば超えます。
私は未だ甲信地方武将の知略技術開発を完了していないため、知略が104止まりですが、開発が完了すれば105となり名将ボーナスLV6に到達できます。
信玄と勘助の二人だけでLV6に到達可能なので、非常に狙いやすいです。
槍信玄と勘助の場合は勢力一致、兵種一致、地方一致ボーナスが全て狙えます。
3値合計280以上
信玄にはわずかに劣るものの3つの合計値が280を超える武将は3人存在します。
ゲームの顔である織田信長が堂々の2位です。
信長は信玄と比較して統率・武勇・知略が1ずつ低いだけなので、信玄と同じやり方でLV6に到達できます。
弓兵種に官兵衛、鉄砲兵種に半兵衛と高知略武将がいるのでそれぞれの兵種の信長の知略をサポートしてもらえます。
弓信長であれば官兵衛、鉄砲信長であれば半兵衛と組ませて兵種一致と勢力一致を狙いましょう。
信玄の永遠のライバル上杉謙信が3位です。
信玄や信長と異なり、謙信の場合は不足しているのが知略です。
そのため、知略が上がる装備を謙信に持たせる必要があります。
加えて上杉家は現状、高知略武将に乏しいため、他の勢力で補う必要があります。
他の勢力の武将で補ってしまうと勢力一致ボーナスのLVが下がり、兵数が減少します。
そのため、謙信の場合は後述の『名将ボーナス統・武』を狙った方が良いと考えています。
第4位は毛利元就です。
元就も信玄、信長と同様に不足しているのが武勇なので同じやり方でLV6に到達できます。
ただ、元就の場合は装備を持たせても武勇が105を超えないため、武勇と知略でそれぞれ配下武将のサポートを受ける必要があります。
上位4人はそれぞれ、統率・武勇・知略・政治のそれぞれの最高能力値保持者でもあります。
名将ボーナスをLV6に到達させつつ、ある程度編成が自由にできるのはこういった大大名クラスの武将に限られると言えます。
統率・武勇・知略の合計能力値ランキング
名前 | 合計 | 統率 | 武勇 | 知略 |
武田信玄 | 285 | 100 | 89 | 96 |
織田信長 | 282 | 99 | 88 | 95 |
上杉謙信 | 282 | 98 | 100 | 84 |
毛利元就 | 280 | 98 | 82 | 100 |
徳川家康 | 276 | 99 | 87 | 90 |
豊臣秀吉 | 275 | 96 | 81 | 98 |
島津家久 | 275 | 92 | 97 | 86 |
明智光秀 | 273 | 96 | 84 | 93 |
真田昌幸 | 273 | 94 | 80 | 99 |
島津義弘 | 272 | 95 | 93 | 84 |
吉川元春 | 272 | 94 | 94 | 84 |
北条綱成 | 271 | 91 | 96 | 84 |
真田幸村 | 271 | 88 | 99 | 84 |
山県昌景 | 270 | 93 | 96 | 81 |
北条氏康 | 269 | 96 | 87 | 86 |
朝倉宗滴 | 269 | 92 | 86 | 91 |
伊達政宗 | 267 | 94 | 86 | 87 |
今川義元 | 267 | 94 | 85 | 88 |
長宗我部元親 | 267 | 89 | 91 | 87 |
立花宗茂 | 267 | 87 | 98 | 82 |
尼子経久 | 266 | 93 | 75 | 98 |
斎藤道三 | 264 | 90 | 79 | 95 |
柴田勝家 | 264 | 90 | 94 | 80 |
高橋紹運 | 264 | 88 | 93 | 83 |
SR武将からは高橋紹運が唯一のランクイン。
SSR武将としての登場が期待されます。
名将ボーナス(統・武)
効果
部隊の統率・武勇がそれぞれ一定値以上である場合、対象の部隊の攻撃に貫通効果が付与されます。
貫通効果を持つ攻撃は、基本ダメージの内、一定の割合が与ダメージの最低保証値となります。
そのため、被ダメ軽減でダメージを大きく減少させられた場合も最低保証値分はダメージが通るようになります。
効果が発揮された場合は貫通と描画されます。
相手の被ダメ軽減割合が非常に大きい場合のみに効果を発揮するので、被ダメ特化編成以外の相手だと基本的には効果が発動されることはありません。
必要な能力値
部隊の統率と武勇のどちらも105を超える必要があり、発動が非常に困難な編成ボーナスです。
装備や技術で底上げできるとはいえ、統率と武勇の合計が素で180を超えているような武将でないと発動が困難です。
名将ボーナスが狙いやすい武将
統率と武勇の合計がトップの値である上杉謙信であれば問題なく発動できます。
謙信&謙信でLV6が発動可能です。
また、吉川元春も狙いやすい武将です。
合計値であれば6番手ですが、どちらも94を超えている武将は謙信と元春しかいません。
技術と装備次第でLv6に到達できます。
統率・武勇の合計能力値ランキング
高橋紹運がこちらでもランクインしました。
また未登場ではありますが、私の推し武将である鈴木重秀もランクインしています。
最後に
『信長の野望 出陣』の部隊編成には様々な考え方があります。
現状だと『大将の戦法を重視する』『部隊の特性を重視する』『配下戦法の連携率を重視する』といった物が主流です。
今回の名将ボーナスの登場により『部隊の能力値を重視する』といった考え方が追加されました。
編成の考え方が増えることは部隊のバリエーションが増えることになるので好ましい変化だと私は考えています。
とはいえ、どちらの効果も劇的といえるほどでは無いため、積極的に狙うというよりも「運良く発動出来たら良し」くらいの感覚でちょうど良いと思います。
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