この記事は【信長の野望 出陣】の期間限定イベント【群雄リーグ】の仕様検証について記載しています。この記事は【信長の野望 出陣】の期間限定イベント【群雄リーグ】の仕様検証について記載しています。
『群雄リーグ』の説明は別記事にまとめていますのでそちらを参照してください。
更新履歴
【7/27追記】
読みやすいように段落攻勢を大きく見直しました。
記載内容を理解するための前提となる配置の考え方について追記しました。
攻撃戦法の範囲について対象部隊が端っこの場合を追加しました。
通常攻撃の対象について挑発時の場合を追加しました。
【6/28追記】
攻撃系戦法の範囲について追記。
前衛が1人でも残っていると後衛は攻撃戦法の直接の対象となりませんが、前衛が攻撃戦法の対象となったときに戦法の範囲によっては後衛はダメージを受けます。また部隊の壊滅状況によって、有効範囲が変化します。
【6/25追記】
攻撃速度上昇系の特性が有効に働いていない可能性が高い。
*戦法の攻撃速度上昇に関しては未検証
【6/18追記】
現在、記事更新中ですが、以下の仕様である可能性が高いことが追加で判明しました。
・前衛が一人でもいれば後衛は通常攻撃や攻撃戦法の直接の対象にならない
・前衛が攻撃系戦法を受けると近くの後衛にも被害が出る
配置の表示順
『信長の野望 出陣』の配置の表示順は2種類あります。
一つ目は部隊1が左端にくる表示順。
合戦前等で表示されている表示順です。
編成画面でも左から1,2,3,4,5と部隊が並んでいるのでわかりやすい表示順です。
二つ目の表示順は部隊1が真ん中に来る表示順です。
これは合戦中などで見られる表示順です。
この表示順の場合、左から4,2,1,3,5の順番で部隊が並びます。
群雄リーグで確認できる相手部隊はこちらの順番で表示されています。
群雄リーグにおける部隊の配置
群雄リーグではお互いの部隊下記のように並んで戦闘を行っていると推察しています。
そして上記の配置に基づいて、攻防のやり取りが行われていると推察しています。
前述しましたが、群雄リーグで相手の部隊を確認した場合は、部隊1が真ん中に来る表示順で表示されます。
順番が異なるため少しイメージしづらいですが、実際に上記のように相手部隊が表示されているとすると、戦闘中は下記のようになっていると考えられます。
通常攻撃の対象と範囲
通常攻撃の対象は配置と兵種で決まる
群雄リーグでは通常攻撃の攻撃優先度は配置と兵種で決まると考えられます。
配置の影響
各部隊は正面の相手に対する攻撃優先度が最も高いです。
部隊1の場合は部隊1に対する攻撃が最も高いです。
相手の部隊1が既に倒されている場合は部隊2を攻撃します。
以降順番に部隊3,4,5の順番で優先度が高いです。
これは相手部隊も同様です。
相手部隊の部隊1もこちらの部隊1が最優先攻撃対象です。
次に部隊3の事例です。
部隊3の場合も正面である相手の部隊3が最も優先度が高いです。
部隊3に次いで優先度が高いのが部隊4です。
その次が部隊2、その次が部隊5、最後が部隊1になります。
相手の部隊3も同様です。
部隊3、4、2、5、1の順番に優先度が高いです。
表にまとめると以下のようになります。
部隊1は部隊1以外からは狙われづらいと言えます。
逆に部隊3は各部隊から高い優先度で狙われます。
兵種の影響(前衛がいる場合は、後衛は通常攻撃の対象とならない)
『信長の野望 出陣』には四つの兵種が存在します。
群雄リーグでは足軽と騎馬は前衛、弓と鉄砲は後衛として扱われます。
この前衛と後衛によって前述した攻撃優先度は変化します。
原則、後衛は前衛がいる限り通常攻撃の対象となりません。
仮に部隊5が前衛(足軽)で他の部隊が後衛(弓)の場合、相手の通常攻撃は全て部隊5が対象となります。
後衛だから後衛に攻撃できるといったことは無く、前衛がいる限り前衛が攻撃対象となります。
前衛が全て倒されてしまった場合は、前述した配置による攻撃優先順位に従って攻撃対象が決定されます。
挑発の効果は配置、兵種による優先度より高優先
弱体効果の一つに挑発があります。
挑発を付与された相手は、挑発を付与した対象にしか攻撃ができなくなります。
群雄リーグでもこの効果は有効です。
挑発状態の相手は配置や兵種の影響を受けず、挑発を付与した相手が最も攻撃優先度が高くなります。
【薩州の英君】島津義久は弓部隊のため、本来であれば前衛がいる限り通常攻撃の対象となりません。
しかし、挑発を付与することで義久隊に相手が攻撃を仕掛けてくるようになります。
狙われやすくなるのはデメリットのように思えますが、弓兵種は立花宗茂の特性もあって被ダメージ軽減特性を高めやすいです。
そのため弓兵種に相手の攻撃を集めて他の部隊への攻撃を減らすというのは充分戦略として機能します。
挑発状態の相手は、通常攻撃しかしてこなくなるため、被ダメージ軽減特性が無くても防御さえ上げていれば十分盾として機能できます。
おあつらえ向きに【薩州の英君】島津義久は【防御上昇・大将】を持っています。
【兵数上昇・大将】と【兵数上昇・弓】も持っているので盾としての役割にはうってつけです。
【挑発】によく似た効果として【固執】があります。
おそらく挑発と同じく兵種・配置よりも高優先で狙ってくるようになると思いますが、まだ確証となるデータを得られていません。データが得られ次第追記いたします。
攻撃戦法の対象と範囲
攻撃戦法の対象と範囲について解説します。
攻撃系戦法の対象
攻撃系戦法の対象は通常攻撃の対象と同じ優先順位だと考えられます。
そして通常攻撃と同じように兵種の影響を受けます。
そのため、後衛は攻撃戦法の直接の対象にはなりません。
しかし、攻撃戦法には範囲があるため、前衛が受けた攻撃戦法の範囲次第では後衛も対象となる場合があります。
攻撃系戦法の範囲
実験の結果から攻撃系戦法の効果対象は下記のようになっていると推察されます。
単体:1部隊
小範囲:2部隊
中範囲:3部隊
大範囲:4部隊
特大範囲:5部隊
相手の部隊3がこちらの部隊3に対して攻撃系戦法を放ったと仮定して説明します。
対象が1部隊
こちらの部隊3が前衛である場合は部隊3が対象となります。
仮に部隊3が既に倒されている場合は、部隊4が対象となります。
部隊3以外に前衛がいる場合はそちらが優先されます。
戦法範囲が小範囲の場合
部隊3と部隊4が対象となります。
部隊4は兵種が弓や鉄砲といった後衛でもダメージを受けます。
戦法範囲が中範囲の場合
部隊2と部隊3と部隊4が対象となります。
部隊2と部隊4は兵種が弓や鉄砲といった後衛でもダメージを受けます。
戦法範囲が大範囲の場合 *現在検証中です
部隊1以外が対象となると考えられます。
部隊2と部隊4と部隊5は兵種が弓や鉄砲といった後衛でもダメージを受けると考えられます。
大範囲の事例は確証を得られるためのデータはまだ得られていません。
現在検証中です。
そのため仮説の域を出ていませんが、他の傾向からこのようになっていると考えています。
戦法範囲が特大範囲の場合 *現在検証中です
全ての部隊が対象となると考えられます。
部隊3以外は兵種が弓や鉄砲といった後衛でもダメージを受けると考えられます。
特大範囲の事例は確証を得られるためのデータはまだ得られていません。
現在検証中です。
そのため仮説の域を出ていませんが、他の傾向からこのようになっていると考えています。
部隊壊滅時の範囲
基本的な範囲は前述したとおりです
ここでは戦闘中に部隊が倒されている場合について説明します。
対象範囲の部隊が倒されている場合は、攻撃優先順位が次に高い部隊が範囲となると考えられます。
順番は通常攻撃の優先度順と同じだと考えられます。
小範囲の場合
こちらの部隊3が小範囲の攻撃戦法を受けたとします。
本来であれば部隊3と部隊4が対象となります。
この時、部隊4が既に倒されている場合は、部隊3と部隊2が対象となります。
更に部隊2も倒されてしまっている場合は、部隊3と部隊5が対象となります。
中範囲の場合
相手部隊がこちらの部隊3に中範囲の攻撃戦法を放った場合、通常は部隊2と部隊4が対象になります。
部隊2と部隊4は兵種が後衛であっても対象になります
部隊2と部隊4が既に倒されていた場合は部隊1と部隊5が対象になります。
部隊1と部隊5は兵種が後衛であっても対象になります。
大範囲の場合と特大範囲の場合に関しても同様ように範囲が適用される推測されます。
攻撃対象が端っこの場合
部隊1や部隊5といった端っこの部隊が攻撃戦法を受けた場合についての解説です。
部隊5が小範囲の攻撃戦法を受けた場合は部隊4と部隊5が対象となります。
部隊4は兵種が後衛であっても対象になります。
部隊2と3と4が既に倒されてしまっている時は部隊1と部隊5が対象になります。
部隊1は兵種が後衛であっても対象になります。
中範囲の場合でも考え方は同じです。
部隊5が中範囲の攻撃戦法を受けた場合は部隊3と4と5が対象になります。
部隊3と4は兵種が後衛であっても対象になります。
部隊3と4が既に倒されている場合は部隊1と2と5が対象になります。
部隊1と2は兵種が後衛であっても対象になります。
大範囲と特大範囲に関しては未だ確証を得られるデータが取れていません。
しかし、おそらく同じ考え方だと推察しています。
その他の系統の戦法の場合
弱体化戦法の場合
基本的には攻撃戦法と同じだと考えています。
しかし、まだ確証となるデータは得られていません。
データが得られ次第追記いたします。
強化系・回復系戦法の場合
戦法の対象となる部隊数については攻撃系戦法と同じだと考えています。
ただし、強化系と回復系の戦法には自部隊中心と味方一部隊中心の2系統があり、それぞれで有効範囲が変わっていると考えています。
これらに関して、まだ確証となるデータが得られていません。
データが得られ次第追記いたします。
通常攻撃の攻撃順序
各部隊には攻撃速度があります。
攻撃速度は兵種と特性で決まります。
群雄リーグでも攻撃速度の順番で攻撃がなされていると考えています。
また、攻撃速度が同じ場合は部隊1,2,3,4,5の順番で攻撃がなされると考えています。
しかし攻撃速度が遅いにも関わらず攻撃が出来ている事例が見られます。
また攻撃速度が速いにも関わらず一度も攻撃を行わずに戦闘が終了している事例もあります。
このため、攻撃速度と部隊配置以外にも攻撃順序を決定している要因があると考えられます。
フォロワーの方から『ある程度まとまった間隔で処理を行っていると考えると、そのまとまった間隔の中で攻撃対象の部隊が先に倒されてしまうと、その部隊を攻撃しようとしていた部隊の攻撃がスキップされるのではないか?』と助言をいただきました。
現在、その説を裏付けるためのデータを取得しようとしています。
裏付けが取れ次第、追記いたします。
実験について
本記事に記載されている事項は全て非公式の内容です。
運営は群雄リーグの戦闘仕様を公開していません。
この記事に記載されている内容は全て、実験結果から推察したものになります。
ここではその実験内容について解説いたします。
群雄リーグは戦闘シーンを見ることが出来ません。
そのため、自軍と敵軍がどのように戦っているのかを確認できません。
しかし戦闘結果として各武将の壊滅順と与えたダメージが確認できます。
そこで、仕様の推察を行えるように編成を工夫して実験を行いました。
実験1 兵種による狙われやすさ確認
『5部隊すべて一撃で倒される戦力に調整して戦闘を行い、倒された順序を確認する』という実験を行いました。Nレアリティの無強化・未覚醒の武将を1人のみ配置した軍団で全国リーグの拾式で戦いました。
相手の戦力値は25万を超えているため、当然1度の攻撃で倒されます。
各軍団は4兵種をそれぞれ配置しています。
騎馬のみ2軍団起用しています。
仮に各兵種の狙われやすさの差がない場合、倒される順序に大きな偏りはないはずです。
しかし、『兵種による狙われやすさを調整』がなされているため偏りが生じるはずです。
その偏りを確認するためにこの実験を行いました。
複数回戦闘を行いましたが、後衛(弓、鉄砲)が前衛(足軽、騎馬)より先に倒された事例は発生しませんでした。
また、前衛同士、後衛同士には兵種による狙われやすさの差は見受けられませんでした。
実験結果3
一部隊だけ非常に強い前衛部隊を用いて、残りは全て後衛かつ1回の攻撃で倒されてしまう状態でも実験を行いました。
ダメージ量からお互い複数回の攻撃が行われています。
相手の部隊は全て倒されていますが、こちらは一人の部隊も倒されていません。
こちらのレアリティN軍団は一撃で倒されてしまう能力なので、全ての攻撃は前衛である氏康隊に集中したと考えられます。
実験2 通常攻撃の優先度確認
1つの部隊で相手の全部隊を通常攻撃のみで倒すという事を行いました。
北条氏康を大将として配下は全員強化戦法系で固めました。
弱体戦法も攻撃戦法も撃つことが無いので、相手を倒す手段は通常攻撃しかありません。
この戦闘での配置と壊滅順は下記のようになっています。
元就と信長は正面に居ますがそれぞれ弓兵種と鉄砲兵種のため壊滅順は最後の方になりました。
氏康の位置を変えて数十戦行った結果、下記の優先順位だと推察しました。
実験3 前衛がいる限り後衛は通常攻撃の対象とならない
実験2の氏康隊とチームNの後衛部隊だけで戦闘を重ねました。
チームNはかすっただけでも倒させれるくらい弱いにも関わらず、最後まで生き残る場合が何度もありました。
このため、前衛が一人でも残っていると、後衛は通常攻撃の対象とならないと推察しました。
実験4 (後衛による挑発戦法の効果)
実験3のチームNの弓部隊の内、一つを【薩州の英君】島津義久に入れ替えました。
義久も未強化、未覚醒の状態です。
義久は挑発付与の戦法を持っているため、挑発状態時の相手の攻撃優先度がどのように変化するか確認しました。
この戦闘での配置と壊滅順は下記のようになっています。
こちらの氏康が相手部隊を全て倒すまでの間、こちらのチームNは全員生き残っています。
しかし義久だけが倒されています。
このことから相手に挑発がかかった場合は配置や兵種の影響を無視して攻撃がなさせると推察されます。
実験5(戦法範囲小範囲の事例)
実験3で前衛の氏康が倒されていないにも関わらずチームNが倒される場合がありました。
部隊配置と壊滅順は下記のようになっています。
相手部隊の戦法はいずれも強化前でした。
そのため、信玄も信長も小範囲です。
配下戦法も未開放です。
ダメージ量的に、信玄と信長のどちらも戦法を放っていると考えられます。
最初の小範囲の戦法で久政が倒されて、次の小範囲の戦法で親永が倒されたと推察されます。
実験6(戦法範囲中範囲の事例)
実験3で前衛の氏康を部隊5の位置に配置して行った時の一例です。
部隊配置と壊滅順は下記のようになっています。
部隊配置と壊滅順は下記のようになっています。
ダメージ量的に、久政を倒したのは直虎だと考えられます。
直虎の戦法の範囲は中範囲のため端っこの部隊に放った場合は対象の部隊数が2つになると推察されます。
端っこ以外の場合では、戦法対象の両隣の部隊を壊滅させています。
【伊達者】伊達政宗に関して
【伊達者】伊達政宗は騎馬兵種でありながら射程は鉄砲兵種という特殊な武将です。
政宗が前衛なのか後衛なのかを明らかにするべく追加で検証いたしました。
まず、政宗含めて全て騎馬兵種で固めた部隊で15戦戦いました。
この実験のために政宗は意図的に鍛えていなかったのでLV1です。
ほかの武将もLV1です。
相手の攻撃を受ければ即壊滅するので、壊滅した順番がそのまま攻撃された順番となります。
政宗は最後に倒された確率が一番高いですが、最初に倒された回数も多いです。
なので他の武将よりも狙われやすいととも狙われにくいとも言えません。
次に政宗以外を鉄砲兵種に変えて実験しました。
Nレアリティの鉄砲兵種が5人いなかったのでR武将を二人使ってますが、全員一発で壊滅するレベルです。
こちらも同じように15戦戦いましたが、15回とも政宗が最初に倒されました。
なので明らかに他の武将よりも狙われやすいと言えます。
以上の事から【伊達者】伊達政宗は兵種通り前衛であると思われます。
最後に
冒頭でも記載しましたが、ここに記載されている内容は非公式の内容です。
加えて絶賛検証中の内容です。
引き続き検証を行い、新事実や記載内容に誤りがあることが確認された場合は適宜更新していく予定です。
気になる事象などが確認されたら、いつでもご連絡ください。
X(旧Twitter)で連絡していただいても、コメント欄でも問い合わせからでも問題ありません。
コメント
素晴らしい考察&検証ありがとうございます!